リース契約とは
リース会社とお客さまの間で結ばれる、機械設備などの賃貸借契約のことです。
具体的には設備希望物件を、「しんきんリース」がお客さまの代わりに購入し、そのままお客さまにお貸しするというものです。
「しんきんリース」は賃貸料としてお客さまから毎月のリース料を頂戴します。
リース料には何が含まれていますか
物件購入額の他に、
・固定資産税
・動産総合保険料
・物件購入のための調達金利
・手数料
などが含まれています。
リース料率とは
物件購入額に対するリース料金の割合です。金利とは違います。
月料率というと、物件購入額に対する毎月の支払いリース料の割合のことです。
例えば、5年契約のリースの月料率を2%とした場合、物件購入額が1,000,000円ですと、
1,000,000円(物件購入額) × 2% = 20,000円(毎月のリース料〈消費税別〉)となります。
動産保険に加入する必要はありますか
「しんきんリース」では、損害保険会社との間で、リース物件に動産総合保険契約を締結しています。
一部のお支払出来ない場合を除いて幅広く補償が受けられる保険です。
また、この保険は「しんきんリース」の全リース物件を保険契約するため、一般に個別契約される場合に比べて保険料が大変お安くなっております。
※但し、リース期間満了後の再リース物件は保険の対象外です。
・動産総合保険の内容
偶然な事故による損害に対して保険金が支払われます。
保険金をお支払いする場合事例
火災、破損、盗難、汚損、いたずら、風水雪害、車両の衝突、および接触、構造物の崩壊など
※自然な消耗や劣化は保険の対象になりません
※地震、津波等の損害も対象になりません
※対象物件の減価により、保険支払金額が修理費や全損損害金の全額に満たない場合もあります
どんな物がリースの対象となりますか
基本的には動産のほとんどがリースの対象となります。
ただし、動産であっても物件の特定・管理ができない場合など、中にはリースできない物件もあります。
リースではなく割賦販売でお取り扱いが可能な場合もあります。詳しくは、「しんきんリース」まで、お問い合わせください。
中途で解約はできますか
リース契約では、リース期間中で中途解約は禁止されています。
ただし、やむを得ない事情がある場合は、協議の上で合意解約することができますが、その場合、物件の返還と解約損害金のお支払いをいただくこととなります。
リースが終了すれば自分のものになるのですか
お客さまの所有物にはなりません。
リースの所有者は、あくまで「しんきんリース」となります。引き続きご使用になる場合は1年更新の再リース契約となります。 ご使用にならない場合は、「しんきんリース」に物件を返還していただきます。
動産総合保険、固定資産税について
リース物件の動産総合保険の契約、保険料の支払い、固定資産税の申告・納付まで全て「しんきんリース」が行い、費用を負担します。
リース期間の設定
ファイナンスリースについては、法定耐用年数の70%以上(10年以上のものは60%以上、端数切り捨て)と定められ、法定耐用年数に対する最短のリース期間は以下のとおりと定められています。
最短リース期間を超える契約に関しては、リース物件の使用予定期間などを参考に、お客さまと相談の上で取り決めをさせていただきます。
法定耐用年数 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最短リース期間(年) | 2 | 2 | 3 | 4 | 4 | 5 | 6 | 6 | 6 | 7 |
リース料金のお支払い方法
初回のリース料は物件のお引渡し(検収)と同時に、現金でお支払いいただきます。原則として2回目以降のお支払はご紹介信用金庫の預金口座からの振替となっています。
リース期間満了後の取り扱い
満了後も引き続き物件をお使いになる場合は、「再リース」ができます。再リースは原則として1年更新の契約となり、再リース料は、当初契約の年額リース料の1/10とたいへん割安となります。
物件が不要となった場合はリース契約を終了し、当社へ物件を返還していただきます。廃棄については当社が費用負担し、環境関連法令を順守して処分いたします。
※但し、返還費用に関してはお客さまのご負担となりますのであらかじめご承知おきください。